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意外と知らない水ぼうそうとヘルペスの違い

2019年11月01日
カプセルが乗っているスプーン

口唇に生じるHSVが単純ヘルペスウイルス、帯状疱疹を招くVZVが水疱・帯状疱疹ウィルスです。この2つをヘルペスと呼んでいますが、ウイルスは単純ヘルペスウイルスHSVとVZVでは異なるため、対処の仕方も違いがあります。陰部にできるものと口の周りにできるヘルペスが、HSV感染症では有名です。

小さい水ぶくれの症状が起きますが、体力を消耗した時や疲労感が溜まったときに起きることがあります。いったん消えたら二度と出てこないわけではなく、何度も繰り返しやすいです。直接素手などで病変部に触れることで、別の人にも感染してしまいます。抗ウイルス薬の外用薬と内服焼きを用いるのが、HSV感染症への主なアプローチとなる治療法です。

単純ヘルペスウイルスHSVの感染経路としては、口と口との接触により伝わり広がるのが主な経路になります。口腔内の唾液や口腔周囲などのウイルスに触れることで、感染を招くことも少なくはありません。

性器にも伝播することがあるものなので、性器と口との接触が性器にも発症することがあります。特に症状が無い時でも、皮膚の表面や口腔が正常に見えた時でも伝播します。創部に炎症を起こしている時には、最も感染する可能性が高くなるタイミングです。

VZVの感染経路としてはいくつかのパターンがあり、大きく分けると接触感染と空気感染及び飛沫感染になります。接触感染は粘膜や水疱の排出物に触れる行為であり、飛沫感染や空気感染はくしゃみや咳の中にいるウイルスを吸い込むことが感染の原因です。

抗ウイルス薬を使うのが基本的な治療法であり、一度感染するともう感染症にはかかりません。水疱・帯状疱疹ウィルスはすぐに状態に異変が出るわけではなく、およそ10日から21日の潜伏期間があるのが特徴です。

水ぼうそうと呼ばれるのが一般的であり、2歳から8歳の子供にみられます。38℃前後の発熱が出て水疱にもなるのが水ぼうそうの特徴であり、赤みのある盛り上がった湿疹が出ますが全身であり一部ではありません。

かさぶたになるまでには6日程度が必要であり、丘疹に水疱や痂皮など段階ごとの発疹が見られます。通常は小児の時期に出てくる症状ですが、大人になって発症することもゼロではありません。ただ成人をしてからだと子供時代とは異なり、重症になる可能性があります。

脳炎や髄膜炎という様々な合併症リスクもあるため注意が必要です。完治をしたと思っても油断ができないのは、治癒をした後もウイルスが体内にそのまま潜伏をすることがあり、忘れたころに悪さをすることがあります。

それが帯状疱疹であり、水ぼうそうにかかると、必ず誰もがこのリスクを背負うことになります。
水疱・帯状疱疹ウィルスへの感染が初めての時の発症は水ぼうそうですが、体内の神経節に完治後もウイルスは潜みます。免疫力が低下するのは過労やストレスが原因であり、潜伏していたウイルスが活動を再開して発症するのが特徴です。